1. 証拠金アカウント
各証拠金アカウントは一つの証拠金取引ペアを表します。例えば、BTC/USDT証拠金取引ペアの場合、BTCとUSDTを現物アカウントからBTC/USDT証拠金アカウントに振り替えることができます。
2. 振り替え資産
現物アカウントから証拠金アカウントに振り替えた資産です。
3. 借入資産
証拠金として振り替えた資産を担保として借り入れた資産です。
4. 使用可能資産
ポジションを開くために使用できる資産で、振り替え資産と借入資産が含まれます。
5. 凍結済み資産
証拠金アカウントにある資産のうち、振り替えやポジションを開くために使用できない資産です。
6. 注文中
未約定注文の場合、注文が終了(約定またはキャンセル)すると凍結額が減少します。
7. 返還予定
返済すべき借入資産と利息の金額です。
8. 基軸通貨
基軸通貨は取引通貨とも呼ばれ、取引ペアの最初に表示される通貨です。BTC/USDTペアの場合、BTCが基軸通貨です。
9. 見積もり通貨
見積もり通貨は基軸通貨の価値を決定するために使用されます。BTC/USDTペアの場合、USDTが見積もり通貨です。
10. ロング
BTC/USDTを例にすると、BTCの価格が上昇すると予想する場合、USDTを借りてロング(買い)ポジションを開くことができます。つまり、より安い価格でBTCを購入し、後でより高い価格で売却することで利益を増幅させることができます。
11. ショート
BTC/USDTを例にすると、BTCの価格が下落すると予想する場合、BTCを借りてショート(売り)ポジションを開くことができます。つまり、より高い価格で売却し、後でより安い価格で購入することでBTC価格の下落から利益を得ることができます。
12. リスク率
証拠金アカウントの強制決済リスクを評価する指標です。総アカウント資産と借入資産の比率を示します。リスク率が高いほど借入比率が低く、強制決済のリスクが低くなります。
13. 強制決済
証拠金アカウントのリスク率が清算リスク率を下回った場合、強制決済が発動されます。つまり、ポジションが自動的にクローズされアカウント内のすべての資産が借入金の返済に使用されます。
14. 予想清算価格
予想清算価格はリスク率に基づいて計算されます。価格が予想清算価格に達すると、強制決済が発動されます。
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