サブアカウントとは?
サブアカウントとはメインアカウントによって作成・管理される補助的なアカウントで、資金の分離、リスクの分離、ポリシーのモニタリングなどの目的で使用されます。サブアカウントは、APIと組み合わせて使用することで自動化された効率的な取引が可能になります。
各メインアカウントは最大20個のサブアカウントを作成でき完全に管理できます。また、サブアカウントごとに異なるアクセス権限を設定することができます。
ただし、サブアカウントでは入出金サービスは利用できず、作成したサブアカウントは無効化のみでき削除はできません。
サブアカウントの機能
機能 | 説明 |
クイックアクセス |
1. メインアカウントがログインした後、アカウントのパスワードなしでサブアカウントにすばやくアクセスできます。 |
2. ナビゲーションバーとサブアカウント管理ページでは、サブアカウント名をクリックすることでメインアカウントからサブアカウントに、あるいは別のサブアカウントに素早く切り替えることができます。 |
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権限管理 |
1. メインアカウントは、無期限/証拠金/マーケットメイク/API管理などへのサブアカウントの取引権限を設定・更新できます。 |
2. 現物アカウントと金融アカウントへのアクセス権限はデフォルトで有効になっており、変更はできません。 |
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資産管理 |
1. メインアカウントとサブアカウント間の資産振替: サブアカウントからメインアカウントへの資金振替はできません。サブアカウントの資金はメインアカウントからのみ振り替え可能です。つまり、資産管理の権限はメインアカウントにあります。 |
2. サブアカウント間の資金振替: メインアカウントからのみ、2つのサブアカウントの現物アカウント間で資金振替ができます。例えば、メインアカウントAから、サブアカウントBの現物アカウントの資金をサブアカウントCの現物アカウントに振り替えることができます。 |
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3. サブアカウント内の資金振替: サブアカウントは自身の現物アカウントから証拠金/無期限/金融/マーケットメイクアカウントへ自由に資金振替ができます。 |
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4. 許可されたサブアカウントの資金振替: メインアカウントが許可を受けた場合でも、許可されたサブアカウントの資金を振り替える権限はありません。サブアカウントを作成したメインアカウントのみが、そのサブアカウントの資金を振り替えることができます。ただし、それぞれのサブアカウントは自身の口座内での資金振替は可能です。 |
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5. サブアカウントでは入出金サービスは利用できません。 |
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API管理 |
1. ユーザーあたり最大50組の秘密鍵ペアを作成できます。 |
2. 秘密鍵1つにつき最大50個のIPアドレスをバインディングできます。 |
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3. メインアカウントとサブアカウントは同じTOTPを共有します。サブアカウントでTOTP認証を再設定する必要はありません。 |
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許可管理 |
1. サブアカウントの管理を他のメインアカウントに許可すると、そのメインアカウントとの接続が構築されます。つまり、許可されたメインアカウントはそれらのサブアカウントにアクセスして、資産管理以外の取引やアクションを実行できるようになります。 |
2. 各サブアカウントは最大5つのメインアカウントに同時に許可を与えることができます。 |
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3. 取引権限はサブアカウントに限定され、許可によって影響を受けません。許可されたメインアカウントに付与される取引権限が変更されると、それに応じて変更されます。 |
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4. サブアカウントを作成したメインアカウントはそのサブアカウントに対して完全な管理権限を持ち、資産振替、API作成、許可、および有効な許可のキャンセルなどを行うことができます。 |
サブアカウントの使用と管理方法
以下の機能の手順については、サブアカウントの使用と管理方法を参照してください。
- サブアカウントの作成
- サブアカウントへのアクセス
- サブアカウント間の資金振替
- サブアカウント権限の編集
- サブアカウントの許可
- サブアカウントの無効化
- サブアカウントの名前変更