デプス統合とは？

デプス統合とは、トレーダーが市場をより良く観察できるように現在の精度に応じて市場の未執行注文をマージ統合することを指します。デプス統合は注文の取引価格には影響せず注文は設定された価格で実行されます。

デプス統合のルール

1. 買い価格：切り捨て

例えば買い価格が0.123456の場合、小数点以下5桁のみを保持すると、0.12345に切り捨てられます。

2. 売り価格：切り上げ

例えば売り価格が0.123456の場合、小数点以下5桁のみを保持すると、0.12346に切り上げられます。

3. 注文量：上下のマージ

例1： CET/USDT現物取引市場において、精度を小数点以下6桁（0.000001）に設定した場合（左図参照）、買い価格8は0.091744で注文量は136.6 CET、買い価格7は0.091745で注文量は5076 CETとなります。

精度を小数点以下5桁（0.00001）に変更すると（右図参照）、価格は切り上げシステムに従って5桁で表示され、0.09174となります。これら2つの注文の価格が近似しているため、注文量は合算されて5213と表示されます。

注文が執行される場合、設定された元の価格で実行されます。

例2： CET/USDT現物取引市場において、精度を小数点以下6桁（0.000001）に設定した場合（左図参照）、売り価格1は0.047072で注文量は972.599369 CET、売り価格2は0.047073で注文量は10726.059761 CETとなります。

精度を小数点以下5桁（0.00001）に変更すると（右図参照）、価格は切り上げシステムに従って5桁で表示され、0.04708となります。これら2つの注文の価格が近似しているため、注文量は合算されて11698.659130と表示されます。

注文が執行される場合、設定された元の価格で実行されます。